新さくらのVPSへの引越のついでにGitLab+Unicorn+Nginxで最新バージョン管理環境構築

さくらのVPSのリニューアルが発表された。


メモリやHDD容量がかなり強化されていて、HerokuなどのPaaSや、さくらのクラウドAmazonなどのIaaSに流れていった人もさくらのVPSに戻ってきそうな勢いらしい。


4/20まで乗換キャンペーンもやっているようなので早速新しいVPSに引越してみた。
せっかくなので、GitLab + Unicorn + Nginxで最新のバージョン管理環境を作ってみようかと。

GitLabとは、プライベートなGitHubを目指したOSSで、GitHubホスティングされている。

GitLab - Self Hosted Git Management

GitHubの無料アカウントではパブリックなリポジトリしか持てないので、仲間内でこそこそ開発してる人とか、スタートアップでお金があまりない時期の人とか、みんなに見せるほどでもないものを管理したりするのにはGitLabがちょうどいい。

ただ!!GitLabは導入が難しく開発も盛んでドキュメントもあまりないので、はまりやすく敷居が高いとの噂。

以下、新さくらのVPSへの乗換とGitLabの導入がうまくいったので、メモしておく。

再インストールしてやってみてもできたので、乗換の人ならハマらずにそのままいけるはず。
初回起動からGitLab起動まで、目安は1時間〜1時間半です。引っ越す人はぜひ!!

環境

新さくらのVPS CentOS6.2(デフォルト)1GB

目次

  1. 初期設定
    1. ユーザ作成
    2. 接続設定
    3. ファイアウォール設定
    4. サービス設定
    5. パッケージ管理設定
  2. 基本環境導入(スキップ可)
    1. zsh
    2. vim
    3. tmux
  3. GitLab + Unicorn + Nginxの導入
    1. 依存モジュールの導入
    2. システム管理ユーザ作成
    3. Nginx
    4. GitLab用Ruby(rbenv + ruby-build)
    5. Gitolite
    6. GitLab
    7. Unicorn


以下、続きます。